淡水でカレイが飼育出来る!淡水カレイの飼い方

みなさんいもーれ!(奄美大島の方言でようこそ!)




どうもしんたろーです。



皆さんは淡水カレイという熱帯魚をご存知ですか?海にいるカレイの仲間で、川に生息していて海水が必要じゃないんです。海水じゃなくて真水で飼育が出来る淡水カレイの飼い方を紹介したいと思います。

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  • 飼育に必要なもの
  • 飼育方法
  • 温度・水質
  • 繁殖
  • 病気
  • 入手方法

飼育に必要なもの

淡水カレイの飼育に必要なものは30センチから60センチの水槽、

熱帯魚なので水温25度をキープできるサーモスタットヒーター、

水槽の汚れや水を綺麗にするろ過フィルター、

水道水を熱帯魚に無害な水に変えてくれるテトラ社のコントラコロラインなどカルキ抜き

熱帯魚の照明器具、カレイは砂の中に潜るので海の砂のように細かい砂、

赤虫やミミズ、ワムシ、シオミズツボワムシ、ミジンコ、ブラインシュリンプなどの生きたエサ、

動いているものを食べるので生きたエサが必要です。



砂だけだと殺風景になってしまうんですが、水槽を綺麗にしたい方は水草や石などを配置してみるといいでしょう。



注意が必要なのは淡水カレイは狭い隙間に挟まってしまうと逃げられずに、そのままお星さまになってしまうことがあるので気をつけてレイアウトを楽しんでくださいね。

水族館に行くとカレイがいる水槽は非常にシンプル、やっぱりレイアウトはシンプルにしないと思わぬ事故になってしまうんでしょうね。



売られている水槽セットだと必要な揃っているので直ぐに飼育が始められます。



楽天のcharm 楽天市場店でも手に入ります。



近くにホームセンターがあるなら、そこでも手に入るかもしれません。

  • 水槽
  • サーモスタットヒーター
  • ろ過フィルター
  • 照明器具
  • フォーinワン
  • 細かい砂
  • 生きエサ

淡水カレイの飼育方法

淡水カレイの飼育は基本的には淡水カレイだけで飼育したほうが生存率が高いです。他の熱帯魚を入れてしまうと、エサの時に他の熱帯魚にエサを奪われてしまい、エサを食べられずに亡くなってしまいます。



淡水カレイは小さい時はミジンコやブラインシュリンプ、赤虫、ミミズなどを与えて温度は28度で早く大きくさせれば拒食で死なずにすみます。川に採集に行ける方はイトトンボの幼虫や川虫などもエサになります。ヨコエビも食べるみたいです。



もし餌を食べない時は食塩を入れたり水槽の電気を消したりして根気よく与えてください。大きくなったら、アカムシよりも、メダカ、エビ、ミミズ、イトトンボ、川虫を与えたほうがお腹いっぱいになり成長も早いですよ。



ミミズは、ほとんどの淡水カレイが興味を示すのでミミズをカッターナイフなどで、細かく食べやすい大きさに切って与えるといいでしょう。土で育ったミミズには独特の匂いもあるそうなので匂いにも淡水カレイの食欲をそそるのかもしれません。



ミミズは冷凍アカムシと違って動くので、淡水カレイは動く物に興味を示すので、エサを食べない淡水カレイにおすすめのエサです。魚釣り用やコンポスト用に売られているシマミミズは毒を持っているそうなので毎日与えるのは避けてください。毒のないサクラミミズなどがいいです。Yahoo!店で販売しています。



それからPSB[水質浄化栄養細菌]が入ったものを与えればエラから吸収されるので餌を食べない時は与えてみてください。小さい時は淡水カレイだけを飼育し、5㎝ほどまで成長出来たらグッピーやネオンテトラなどの小さな熱帯魚と一緒に入れても大丈夫です。



コリドラスなどを一緒に入れると嫌がります。中層で泳ぐ小魚の混泳は大丈夫ですが、小魚にカレイのエサを食べられる可能性があるので、先に小魚にエサを与えるとカレイのエサを食べられる可能性は減りますよ。水槽の水換えは、2週間に1回、水換えをしましょう。



その時に底砂の汚れをとるようにしてあげましょう。メコン淡水カレイの様に水質に敏感なカレイは水換えをあまりし過ぎると死んでしまうので、敏感なカレイは、あらかじめ水換えの1週間前位からバケツに水を作っておきます。そして水槽に少しずつ時間をかけて水を入れましょう。

淡水カレイ自体が地味な魚で、じっとしてると砂と同化して、いるのかいないのかわかりませんよね。照明をつけていると結構砂に潜っていることが多い感じがするので、照明はつけなくてもいいのかしれません。



夜はチョコチョコ動いているので暗い所が好きなのかも?ネオンテトラ等と混泳させるのが1番いいですよね!!



ホントに淡水カレイの事が好きじゃないと飽きますね
(>_<)



ウシノシタは活発に泳ぐので、たくさんいろんな種類のカレイを飼ってみたら面白いかもしれません。その時は十分にエサを与えないと活発なウシノシタが淡水カレイに勝っちゃって、エサを食べれないカレイは死んでしまいます。


砂を入れるレイアウトで、砂を平らに敷くより小さな山をいくつか作ることで、底付近の水の流れが変わります。水の流れがいい所は、エサが集まりやすくカレイが好む場所になります。砂だけのレイアウトより所々に水草を植えると綺麗でしょう!!



巻き貝を入れると適度に砂をかきまわすので水草の成育に効果ありますし、淡水カレイのフンなども適度に分解してくれますよ。ミナミヌマエビも同様に効果を発揮してくれますよ。ヤマトヌマエビは淡水カレイのエサを奪う事がよくあるので、1~2匹程度にしましょう。



またはミナミヌマエビでもいいと思います。淡水カレイの中でもシタビラメ類は水槽から飛び出したりするのでガラスのフタを利用して飛び出すのを防ぎましょう。また、水槽の水位を低くするようにしましょう。



淡水カレイの温度・水質

適した水温は25℃、20℃から28℃以内の範囲で飼育が可能です。水槽の水質は弱酸性、普通の水道水にフォーinワンを混ぜて熱帯魚が生きていける水を作りましょう。



淡水カレイの繁殖

水槽の中での繁殖は難しいみたいです。繁殖に関してなんですが、まだ経験がありません。おそらくですけど、日本のマコガレイは、11月頃に産卵期でこの時期はあまりエサを食べなくなります。



卵を放出する時は、オスとメスが重なり合って、海底から水面付近まで駆け上がります。繁殖を狙うならいつもより水温を下げて、エサも少なくするといいかもしれません。北米淡水カレイに似ている(ムスメウシノシタ)の産卵は6月頃に行われます。



オスがメスの周りを繰り返し回り続けます。おそらくこの行動が産卵を誘発させているようです。そして、2匹が重なって下層から上層へ駆け上がりタマゴをばらまきます。



おそらく成魚の時と繁殖は海水の可能性があります。日本にいるヌマガレイが繁殖期間に海へ下ります。水温は25度前後、北米産は高水温に注意



淡水カレイの病気

淡水カレイは白点病や穴あき病になりやすいみたいで、どの病気も低い水温と水換えが少ない時に発生しやすい病気なので、日頃から定期的に水替えを行いましょう。



淡水カレイの入手方法

Yahoo!ショッピング、楽天や東熱帯魚、勝鮎というお店でひんぱんに数種類入荷されています。 特に東熱帯魚や勝鮎は手頃な値段で買えます。


時期によっては、品薄になるので、もし購入したい場合は、見つけたら早めに購入した方がいいですよ。得に南米産などは、現地の環境悪化で年々輸入される数が減って、値段も少しずつ上がっています。


楽天だとアクアランド まっかちんでよく入荷されています。


カレイの種類

■北米淡水カレイ
■体長:15㌢程
■分布:北米南米の広範囲にかけて
■エサ:アカムシ、小魚、エビなど
■水質:弱酸性~弱アルカリ性
■南米淡水カレイで、北米淡水カレイと姿、形が似ている物は、汽水域 なので、淡水では突然死んでしまいます。塩分が必要!!

■淡水シタビラメ(パンタナル淡水ヒラメ)
■体長30㌢程
■分布:南米アマゾン川河口域
■エサ:アカムシ ミミズ 小魚
■水質:アルカリ中性
■特徴: 頭周辺にたくさんヒゲみたいな物がある、ムナビレがない、尾ビレはヤリのような感じ。

■淡水シタビラメ
■体長:10㌢程
■分布:東南アジア
■エサ:アカムシ、ミミズ、エビ
■水質:アルカリ中性
■特徴: 尾ビレが丸い、右側に口と目がある、灰色の体もようなし、体高が高い
■※飼育は難しいようです。レベルが高いので、いろんな種類を飼って経験を積まないと、残念な結果になります。

■淡水シタビラメ(ロングボディー)
■体長30㌢位
■分布:タイ周辺
■エサ:アカムシ、小魚、エビなど
■水質:中性アルカリ性
■特徴:目は左側 胸鰭なし 背鰭から尾鰭までがつながっている モヨウあり各ヒレにはない ウシノシタ科

■東南アジア淡水シタビラメ
■体長:30㌢位
■分布:東南アジア
■エサ:アカムシ、小魚、エビなど
■水質:中性アルカリ性
■特徴:ロングボディー 目は右側 背鰭から尾鰭までつながっている モヨウあり 800円1500円位です。

■淡水ヒラメ(南米淡水ヒラメ)
■体長:15㌢程
■分布:南米アマゾン川河口域
■エサ:アカムシ、ミミズ、小魚
■水質:アルカリ中性 4~6千円位です。
■中性~弱酸性では、死んでしまいました。

■ヒラメ
■体長平均80㌢程
■分布:日本各地
■エサ:魚 エビ など
■水質:アルカリ性
■水温10~28度位 産卵期:2~6月

メコン淡水カレイ(メコン、ラオス)
■分布:東南アジア
■体調:10㌢位
■エサ:赤虫,小魚,エビ等
■水質:中性
■備考:ラオスやメコン等、いろいろ名前が付いてますが、恐らく同じ品種だと思います。
■水換えは、慎重にしないと、すぐにショックで死んでしまいます。

ムスメウシノシタ
■体長:5㌢位
■分布:日本各地
■エサ:ブラインシュリンプ,活イサザアミ
■水質:アルカリ性

イシガレイ
■体長:約50㌢前後
■分布:日本各地
■エサ:小魚や甲殻類
■水質:弱アルカリ性
■稚魚は3月~5月頃まで、河口域で過ごし、網で簡単に掬える。成魚は11月頃から投げ釣りなどで釣れる。

■マコガレイ
■体長:約25㌢前後
■分布:日本各地
■エサ:小魚や甲殻類、ゴカイなど
■水質:弱アルカリ性
■稚魚は3月5月頃まで、河口域で過ごし、網で簡単に掬える。成魚は11月頃から投げ釣りなどで釣れる。成長がイシガレイよりも遅い

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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