皆さん、いもーれ！(奄美大島の方言でようこそ！)
どーも、しんたろーです！
今回はゲゲゲの鬼太郎第9話『河童の働き方改革』を観た感想を書いてみたいと思います。
登場キャラクター
- 鬼太郎
- 目玉おやじ
- ねずみ男
- 猫娘
- 砂かけばばあ
- IT会社社長の男性(依頼主の父)
- 河童の太郎丸・次郎丸
- 河童たち
- いそがし
- ぬりかべ
- 一反もめん
河童の働き方改革
画像出典：
(C)水木しげる・水木プロ・東映アニメーション
東映アニメーション公式YouTubeチャンネルより
ねずみ男がインターネットに出した鬼太郎ポストのネット広告の影響で、鬼太郎の元には沢山の手紙が届きます。手紙の内容はテストの成績が悪いや夫婦仲が悪いなどは全て妖怪のせい？などいい加減なものばかり、ねずみ男の仕業だと知った猫娘はねずみ男を鬼太郎の家から追い出します。
追い出されたねずみ男は独りゲゲゲの森の中を歩いていると、誰かと話している砂かけばばあに出会います。砂かけばばあはねずみ男に河童の太郎丸を紹介します。太郎丸は砂かけばばあの砂のおかげで良質なきゅうりが育つと感謝している話をし、ねずみ男は『その砂を河童に売りつければがっぽりと儲けられるのに』と愚痴をこぼします。それを聞いた砂かけばばあはねずみ男に砂をかけ、ねずみ男はその場から逃げ出します。
再びゲゲゲの森を独り歩いていたねずみ男は、荷物の風呂敷の中にあった大量の手紙の中から1枚の手紙が足元に落ち、それを拾ったねずみ男は手紙を読み、依頼主の元を訪れます。依頼主の女の子の話しによると、IT会社で社長として働く父親が働き詰めの毎日を過ごし寝不足でおかしいと言うものでした。
妖怪いそがしの仕業？
ねずみ男は原因はいそがしと言う妖怪の仕業だといい依頼を引き受ける事にします。早速ねずみ男は鬼太郎の家を訪れ妖怪いそがしの元へ向かいます。鬼太郎とねずみ男はIT会社社長の男性(父親)が毎日せわしなく働いている原因は取りついているからじゃないのかいそがしに聞いてみるも、いそがしは、そんなことはしていないと自分が原因では無い事を鬼太郎に言います。今の世の中は多くの人間が忙しく、わざわざ自分が取りつく事も無いと語り、IT社長の男性(父親)はただの働き過ぎであると結果が出ます。
これに納得のいかないねずみ男は街まで行き、そこでIT会社社長の男性(父親)と社員達が言い争っているのを目撃します。IT会社社長の男性(父親)と社員達は給料の事や労働時間の事で言い争い、会社社長と意見が一致しない社員達はその場から走り去ってしまいました。IT会社社長の男性(父親)は木の陰でねずみ男がいるのを発見し、ねずみ男にうちで働かないかとねずみ男を誘います。ねずみ男は自分が働くのは断りますが、代わりに格安で働く者がいるので紹介すると伝えます。
河童の太郎丸と次郎丸が自分たちで育てたきゅうりを食べている所へねずみ男が現れ、上手い話があると言い、沢山のきゅうりを食べられると河童の太郎丸と次郎丸、それに多くの河童たちも誘いIT会社社長の男性(父親)の元で社員として働かせることにします。時給わずかきゅうり3本でも河童たちは喜んで働き、ねずみ男とIT会社社長の男性(父親)は河童たちを24時間働かせます。
スーパーや八百屋など全国的にきゅうり不足となり品薄の原因がIT会社社長の男性(父親)が河童たちに与えるため買い占めており、この日も1台のトラックが会社のビルの中へ大量のきゅうりを運んでいました。きゅうりを運んでいた男性2人組は部屋の中で物音が聞こえ部屋を覗き込むと、部屋の中では沢山の河童たちがパソコンを使って働いている姿を目にします。その異様な光景に男性2人組は叫び声をあげてしまい、河童たちに見つかった男性たちは河童に尻子玉(しりこだま)を抜かれ倒れこんでしまいます。
きゅうりが大好きな河童たちは、まんまとねずみ男に騙されてしまったようですね。それにしても河童たちも普通に人間達がやっているパソコンを使った仕事が出来るんですね。
( *´艸｀)
尻子玉とは？
尻子玉が何なのかについては、実はよくわかっていません。
一般的に言われる解説では「尻の穴のなかにある架空の臓器」とされ、河童にその尻子玉を抜かれると溺れ死ぬ、といった説明が多いかと思います。しかし、その「尻子玉＝架空の臓器」というものが、もうひとつはっきりとはしません。人間が尻子玉を抜かれると腑抜けになり、それが溺死の原因になると言われていますが、これについては人が溺死してしまうと肛門括約筋が弛緩して肛門が大きく開くことから、河童がそこから手を入れて尻子玉を抜いたという伝承になったという説明がされます。
しかしこの説明でも、尻子玉そのものについてはわからないのです。引用元：
この尻子玉(しりこだま)を抜かれると全身の力が抜けてしまうようですね。
(；ﾟДﾟ)
昔から人が川や池で溺れてしまうのは河童に尻子玉(しりこだま)を抜かれてしまう事が原因と言われていたようですね。
毎日、毎日働き詰めであることに、本当にこれで良かったのか疑問に思う次郎丸は太郎丸と村での暮らしをきゅうりを食べながら振り返ります。そこへIT会社社長が現れ、さぼらず働けと言われ再び職場へと戻ります。必死に働く河童たちの中から頭のサラが乾いて限界で倒れこんでしまう者まで現れ、太郎丸は今の労働環境に納得いかないとIT会社社長に24時間何時でも使えるシャワールームを作るようにIT会社社長に申し入れます。
会社の事業を目論むIT会社社長は、より多くの河童従業員を確保するためねずみ男と話し合い、ねずみ男は河童1匹につきマネジメントの料金を要求しますが、IT会社社長は河童たちと直接取引をすると言われねずみ男は必要ないと言われてしまいます。すると後ろから太郎丸が近づき、ねずみ男は尻子玉(しりこだま)を抜かれてしまいました。
尻子玉(しりこだま)を抜かれたねずみ男は何とか鬼太郎たちの元へ辿り着き、ねずみ男の状態を観た目玉おやじは河童の仕業かもしれないと疑います。
一方、猛烈に働く河童たちは時給きゅうり3本に不満を抱くようになり時給きゅうり5本にしてもらえるように話し合いをするなか、太郎丸はパソコンで求人情報を目にします。求人情報を目にした太郎丸はコンビニの時給を知り、1本50円のきゅうりが20本買えるほどの時給である事に気が付きます。自分たちが騙されて搾取(さくしゅ)されていた事に気づいた河童たちはIT会社社長の元へ乗り込みます。太郎丸はIT会社社長に法律では週の労働時間や最低賃金が保障されていると訴えますが、法律は人間だけに適応し河童には適応されないと言い放ちます。
怒った河童たちはIT会社社長の尻子玉(しりこだま)を抜きとり、町中の人々の尻子玉(しりこだま)を抜いていくなと大暴れしてしまいます。大暴れしている河童たちの前にあらわれた鬼太郎でしたが河童に後ろから尻子玉(しりこだま)を抜かれ倒れこんでしまいます。鬼太郎の危機に猫娘や砂かけばばあも現れますが、尻子玉(しりこだま)を抜かれたくないあまりに、猫娘や砂かけばばあはその場から逃げ出してしまいます。
ぬりかべや一反もめんも助けに入りますが、尻子玉(しりこだま)を抜かれ動けなくなってしまいました。ついに猫娘も砂かけばばあも河童たちに囲まれ尻子玉(しりこだま)を狙われてしまう危機に直面してしまいます。そんな時、尻子玉(しりこだま)を抜かれ倒れていた鬼太郎の元へいそがしが現れ鬼太郎に取りつきます。いそがしに取りつかれた鬼太郎は正気を取り戻し、次々に河童たちを退治していきます。
残ったのは太郎丸だけとなり、鬼太郎と太郎丸がにらみ合いの中、次郎丸が現れます。次郎丸は鬼太郎に尻子玉(しりこだま)を返し、太郎丸にもうこんな生活はこりごりと太郎丸に戦う事やここで働くことを辞めるように説得します。闘う事を諦めた太郎丸や河童たちは奪ってきた尻子玉(しりこだま)を返し、ゲゲゲの森へ帰っていきました。
現代の問題を上手く取り入れてましたね。尻子玉(しりこだま)を抜かれるとあんな感じになってしまうんですね。
( *´艸｀)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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