ナマズが釣れたので料理してみると意外に美味しかった!泥抜きやぬめり取など

皆さん、いもーれ!(奄美大島の方言でようこそ!)

どーも、しんたろーです!

久しぶりに綺麗な川で魚釣りをしていたらナマズが釣れたので、せっかくなので釣れたナマズを食べてみることにしました。


ナマズ食べられる?

ナマズと言えば最近ではウナギの代わりに蒲焼に利用されるなど、少しずつですが流通量も多くなっています。(外国産のナマズですけどね。日本産も使えばいいのに)


ネットニュースだったと思うんですが、近畿大学がウナギの味に近いナマズをつくることが出来るようになったみたいで、イオンなどでナマズのかば焼きが売られるようになりました。



この大型ナマズはパンガシウスという名前でタイやベトナムなどで盛んに養殖されている美味しい魚です。


昔飼育していたカイヤンというナマズの仲間だと思います。かなり泳ぎ回る魚で、残念ながら水槽から飛び出して死んでしまった覚えがあります。
(ノД`)・゜・。



鯉は刺身やみそ汁で食べたことがあるんですがナマズは食べたことが無かったですね。


ナマズって食べられるの?』って思ってましたが、インターネットで調べてみるとナマズは食べられるし昔から普通に食べられていて味も美味しいと書かれていたので実際に料理して食べてみることにしました。

ちなみに一番美味しいナマズは琵琶湖に生息するイワトコナマズで次にマナマズ、最後はビワコオオナマズだそうです。


そういえば鉄腕ダッシュでもナマズを捕まえてTOKIOの山口くんやリーダーが蒲焼にして食べていたのを思い出しました。


ナマズ料理までにすること

ナマズってウナギと同じようにカラダのヌメリが凄いです。

というか、まずはナマズを食べる前に泥抜きという作業が必要で僕がナマズを釣った場所は九州の有明海に注ぐ筑後川という綺麗な河川だったんです。

綺麗な河川にいても川の魚は泥抜きして魚の臭みを取るためにも行った方がいいそうなので、60㎝の水槽に新しい水道水に入れて3日程度行いました。(酸素不足にならないように金魚のブクブク(エアーレーション)が必要です。)


1日だけでも汚れなどが出てきていたので毎日水替えをしたほうがいいかもしれません。


多少は水道水にも強い魚なので、ナマズを大きな容器に入れて2日から3日程度流水を流したまま泥を吐かせるのもいいかもしれません。

容器を蛇口の下に置いて、水の中に酸素が溶け込むくらいの流水にしておけば酸素不足になることはありません。容器は60㎝程の水槽、大きなバケツ、お風呂が使えるならお風呂などで泥をはかせましょう。




数日泥抜きをしたナマズを冷たい氷水の中に数十分間入れると動きが遅くなります。

そしたら、まな板の上にのせて〆るんですが、詳しくナマズを〆るにはYouTubeなどの動画を1度観ることをオススメします。

実際に動きのある動画を観たほうがわかりやすいと思います。


エラの方を切って〆る作業が必要で、次にヌメリを取るためにあら塩を体中を塗ったんですが全然ヌメリは取れませんでしたね。

もう一度塩で体中に塗って軍手でしっかりつかめば何とか捌くことが出来ました。

大きなウロコがないのはいいんですけど、このヌメリが厄介ですよね。(軍手は便利です。魚屋さんも魚を捌くとき軍手してますよね。)



お湯を使ってヌメリを取る方法もあり、沸騰したお湯をヌメリのある皮の部分にかけてから包丁の裏でやさしく取り除く事を数回行えばヌメリが取れていきます。


ナマズの味は鱈?

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本当はウナギのように背開きが良いみたいなんですが、今回は3枚おろしでも捌くことが出来ました。


40㎝程ある大きなナマズを料理に使ったんですが、背ビレや中骨などを取り除くと食べられるところは意外と少なかったです。それでもウナギのタレを塗ってナマズの蒲焼が完成しました。


気になる味の方なんですけど、適度に柔らかくフワフワした白身で魚の臭みもなく、ウナギというよりも海に生息している鱈(タラ)という魚の味に似ていますね。

皮の部分はウナギと同じ食感です。とりあえずウナギのタレを塗っておけば美味しいです。(やっぱり数日泥抜きをしていたので臭みも感じませんでした。)



白身の魚だったので天ぷらや唐揚げ、ソテーにしても美味しいでしょうね。鱈(タラ)の味に似ているので鍋の中に入れても美味しいと思います。みそ汁も良さそう。


ナマズは意外と美味しいです。市街地の汚れた河川など泥が多い場所にもいますが綺麗な水が流れる清流にもいるので、清流で釣れたナマズはこれからも食べてみたい美味しさでしたね。



鯉は美味しいんですが小骨が多くて少し食べづらい印象でしたがナマズは骨が気にならないです。ウナギも小骨があるんですがウナギよりも小骨は少ないので食べやすいです。



大型のナマズは骨が硬い所もあるので、ケガをしないように気をつけてくださいね。


ナマズを釣るには?

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ナマズを釣るには普通に市販で売られている釣竿で大丈夫です。僕はブラックバスなどを釣るための釣竿(ルアーロッド)を使ったんですが、投げ釣りに使う釣竿でもいいです。

釣具店の店員さんに『ナマズを釣りたい』と訪ねてみると必要なものを教えてくれると思います。

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ナマズは鶏肉も好き?


鶏肉をエサにスッポン釣りに行ったらナマズが釣れました。ナマズは鶏肉が好きなのかもしれません。

鶏肉でナマズ釣れました。



もちろんミミズも大好物!


エサはミミズやルアー、ワームと言ったもので釣ることが出来ます。釣れやすい時期は梅雨の時期から真夏が一番活発に活動する時期、狙う時間帯は夕方5時頃から夜の9時頃までがいいようです。

他にも朝早くでも釣れますし、曇りがちの日、雨が降っている日、雨が降った翌日など水が濁っている時にも釣れるようです。


僕の運営しているネットショップでドバミミズも販売しています!ドバミミズは結構釣れますよ!ドバミミズは生きていなくても大丈夫です。

ドバミミズには独特の匂いがあり、おそらくニオイでもナマズをおびき寄せる事が出来るからだと思います。




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ドルドル



蒲焼として利用されるウナギが激減しているそうなので、今後はナマズがウナギの代わりにどんどん利用されていくのかもしれませんね。



一度ナマズを食べてみれば受けつけない味ではないので、ウナギよりもナマズを食べる方々が多くなるかもしれません。




蒲焼の他に鍋やみそ汁、お吸い物、煮つけなんかにも合いそうな味ですね。注意してほしいのは刺身など生で食べないことです。(ちゃんと下処理をして刺身で食べさせてくれるお店もあります。)

寄生虫など川の魚は特に寄生虫がいたりするそうで寄生虫が居た場合は胃に穴をあけてしまう恐れもあるそうなので、しっかり焼いたり、煮るなど調理をした方がいいでしょうね。


ナマズの臭み


泥抜きしなくても牛乳やトマトでも臭みは取れるみたいですが、やっぱり美味しく頂くなら泥抜きは個人的にはした方がいいと思います。




特定外来生物に指定されているアメリカナマズも食べる事が出来るそうで、釣れる場所は霞ケ浦や琵琶湖などに限定されていますが、もともと食用として日本にやってきたそうで、こちらも白身の魚なので美味しいみたいです。鉄腕ダッシュでもアメリカナマズを料理してましたよね。霞ケ浦ではアメリカナマズを使ったハンバーガーもあるみたいです。





アメリカナマズもマナマズと同じようなエサで良いみたいで、ミミズやルアー、ワームでも釣れるそうです。釣れたアメリカナマズは特定外来生物に指定されていますので、その河川から生きたまま何処かへ移動させることは出来ません。

持ち帰る際は生きたままの移動は出来ませんので、その場で〆るようにしましょう。



全国で大発生しているブラックバスっていう魚がいるんですが、このブラックバスも食べられるみたいなんですよね~。

琵琶湖の料理屋ではブラックバスを使った料理があるみたいなんです。




ブラックバスってスズキ科の魚なのでスズキと同じように白身の魚らしいんです。綺麗な川限定ですがブラックバスも釣れたら一度は食べてみたいですね。たぶん白身の魚はフライや天ぷらにしたら美味しそうですよね。



もっと食用として利用されれば漁師さんの収入源にもなりそうですし、数も減ってくれませんかね?



最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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