鉄腕ダッシュで見かけるスッポンは飼育出来る?飼い方を紹介

みなさんいもーれ!(奄美大島の方言でようこそ!)



どーも、しんたろーです!


鉄腕ダッシュにもたびたび登場するスッポン、野生のスッポンは東京都では絶滅危惧種みたいで川や池で見つかるなんて非常に珍しいそうです。スッポンなどの亀は水辺から出て土に産卵するので、都心などは卵を産める場所が減っているのかもしれません。



大雨が降れば一気に海まで流されますし、小さな亀が育つような場所が無いんでしょうね。スッポンって絶滅危惧種なんだぁって驚きでしたが、実は養殖されているものは全国に沢山いますし、スッポンって飼育することも出来ます。



スッポンの飼い方

すっぽんは臆病者で神経質な所があります。自然で育ったすっぽんは気が強く噛み付こうとしますが小さい時から飼育すると人に慣れ噛み付くことも少なくなります。



それでもエサと思って噛みそうな動きはしますけどね。
(;´∀`)



適当に水換えしちゃうと、死んでしまう事もあります。そして意外に日光浴が大好きです。日光浴をさせることで骨の強化や病気の予防にもなります。日光浴をさせないと骨がもろくなったり、食欲を抑えてしまい拒食してしまうので気をつけてましょう。



しかし夏場の日光浴は熱射病・日射病になりやすいので日陰を作ったりして30分以上は日光浴をさせない方がいいでしょう。



養殖のスッポンは低温に弱い!

ペットショップで売られているスッポンは中国産のものがいることもあります日本産のスッポンよりも中国産は日本の冬は死んでしまう可能性があるので冬は水温25度くらいを保った方がいいでしょう。おそらくペットショップで売られているスッポンは養殖ものだと思うので、20℃から25℃は保ってあげたほうが安心です。(パネルヒーターやサーモスタットヒーターが必要)



ペットショップでは、他にもフロリダスッポントゲスッポンなど日本のスッポンより比較的育てやすいスッポンもいます。すっぽんは栄養価が高くて、特にアジア地域では昔から食べられていたみたいです。最近では、サプリメントなどでも利用されていて人気の食材ですよね。


僕もすっぽんを飼育してますが、すっぽん料理は好きです。から揚げはめちゃくちゃ美味しいですよ。スッポンさんごめんなさいm(._.)m



すっぽんは眠るときや身の危険がありそうなときは、砂に潜る性質があります。砂の入っていない水槽では、落ち着きがなく砂を入れることで落ち着くようです。なるべくすっぽんのカラダの色と同じような細かい砂を入れてあげましょう。 『アルビノスッポンは日光浴させてもいいのか?』と言うご質問がありお答えします。



アルビノスッポンを飼育したことがないので正直日光浴をさせてもいいのか解りません。あくまでも自分勝手の意見になりますがカメにとって日光浴は骨の形成に必要なことだと思います。ただし普通のカメのように長い時間の日光浴は良くないと思います。



スッポンの日光浴

週に2~3日、15分くらいの日光浴で良いと思います。スッポンは日光浴が好きなので天気の良い日は日光浴させてあげましょう。(※夏場は日陰を作ってあげないと直射日光で死んでしまうことがありますので気をつけてください)

スッポンの冬越し

家にいる日本すっぽん達は毎年冬になると冬眠をさせています。自然下では土の中で冬眠するようですが土を用意出来ない場合は、すっぽんをいれる容器を用意して、すっぽんの甲羅が完全につかる程度の水をいれます。



そしてスッポンがはいっている容器が完全に入るくらいの発泡スチロールで出来た箱に入れフタをします。フタをした発泡スチロールの箱をビニール袋でおおうと出来上がりです。これで冷たい外気温をすっぽんが入っている容器まで届くのを防ぐことができます。



水換えの時は注意してください。急激な温度変化で死んでしまいました。ホント悲しいです。こんなにも難しいとは思いませんでした飼育も4年目に入って雑に扱ってしまいこんな結果になってしまいました。



水換え時の温度変化には気をつけてください。とくに冬場は温度変化が大きく冬の間は水換えはしないほうがいいかもしれません。



スッポンの分布

すっぽんは北海道を除く日本各地に広く分布し、中国などの東南アジアにもいます。もともとスッポンは日本にはいなかったようで中国から献上されて日本に来た可能性が高いようです。そして日本各地の養殖場などから逃げ出して数を増やしていったようです。外国から来たすっぽんは低温に弱いので冬眠注意です。

鉄腕ダッシュで見つけた時のように河川や池などに住んでます。池で見つかった時は1匹しかいなかったので誰かが逃がしたのかもしれません。新宿の池で見つかったスッポンは相当大きかったですよね。あれほど大きくなるのは、おそらくメスだと思います。



スッポンはメスの方が大きくなるようなので、あとスッポンの名前が『すっぽん沼江』、何となく女性っぽい?


スッポンの仲間

すっぽんの仲間は世界中にいて、ハコスッポンという首や手足を引っ込めると、箱の形になるスッポンやタイなどに棲息しているコガシラスッポンは2㍍にまで成長するすっぽんもいます。絶滅寸前のすっぽんも数種類います。


最近では、たんぼに大発生し稲を食害する外来種のジャンボタニシの駆除にすっぽんの子供を利用する所もあります。初心者でも飼育しやすいスッポンは、フロリダスッポントゲスッポンなどもいます。日本スッポンの飼育方法で大丈夫です。



値段も2000円前後で購入することが出来ます。すっぽんがいる池や川なら魚釣りの仕掛け(簡単なオモリとハリ)で釣ることもできます。近くにスッポンの養殖場がある河川や湖などがあれば逃げ出した個体が自然繁殖していることもあるので、そのような場所にはスッポンがいる可能性があります。エサにはタニシやシジミがいいです。



スッポンの性格は臆病らしいです、そして意外に甲羅干しが好きです。甲羅干しをしないと骨を作る為のビタミンDなどが不足するので充分に甲羅干しをさせましょう。ビタミンDが不足するとクル病といって甲羅や骨が変形する病気になります。


真夏は日射病や熱中症にも注意してください。自然のスッポンほど気性が荒く噛み付きます。小さいスッポンから飼育すると若干おとなしくなる気がします。


スッポンに与えるエサ

すっぽんの餌「えさ」は市販の人工飼料で充分だと思います。基本は雑食なので、ミミズ、魚、えび、貝、鳥のささみなども栄養があっていいと思います。すっぽんがなかなか餌「えさ」を食べない時は大好物のシジミの中身を夜に部屋を暗くして与えてみましょう。


1~2週間続けてみてください。他の大好物にタニシやジャンボタニシなども食べます。最近ではタンボなどで大繁殖したジャンボタニシ駆除にすっぽんが使われ、ジャンボタニシの数を減らしてくれるそうです。



もし近くにタンボがあってすっぽんが餌を食べない時はジャンボタニシを捕まえて与えるといいでしょう!!小さいタニシを水槽の中に数匹いれてあげると食べますし、タニシがすっぽんのフンなどを食べてくれます。動く生き物やにおいに興味をしめすのでタニシやシジミがいいです。



あとはクサガメミドリガメなど人口飼料に慣れやすい亀を一緒に入れ、クサガメミドリガメに餌を与えて食べる様子をすっぽんに見せる事ですっぽんも食べる様になるので試してみるといいですよ。それでも食べない場合は、わざと、すっぽんを怒らせて口を空けた瞬間にエサを突っ込むと嫌でも食べます。



エサをなかなか食べない小さなスッポンにも効果あります。水槽の水は汚れてしまいますがシジミやタニシは食べます。エサを食べない時は与えてみてください。 小亀にシジミを与える場合は小さく切って与えて下さい。



スッポンベビーにキセルガイもオススメ、小さなカタツムリでヤフオクで販売しています。キセルガイは殻も柔らかくて、殻ごと食べる事ができる巻貝です。


スッポンの病気

すっぽんを室内で飼育する場合は日光浴不足になりがちなのでビタミンDが入っているエサを与えましょう。ビタミンDが不足すると、病気になりやすくなります。人間にとっても大事なビタミンDは様々な病気を予防するそうなので日光浴やエサでビタミンDを補ってあげましょう。





すっぽんの病気には日射病や熱中症などあります。まずは日射病:予防策は日陰を作って甲羅が隠れる位の水を入れましょう。そして熱中症:予防策は風通しをよくしましょう。



次に皮膚病:予防策は綺麗な飼育水を保ちましょう。水槽内が不潔にならないようにしましょう。そして日光浴は様々な病気を予防してくれるので日光浴をさせてあげましょう。



次にカメ同士のケンカによるケガ:予防策は、なるべく単独飼育がいいです。すっぽんは特に噛み付きます。 あとは水換えの時には新しい水道水より1~2週間バケツなどに入れた水を使ってください。急激な水質変化や水温変化はショック死の原因になります。僕自身がつらい経験あり(>_<)



色々な病気の予防には日光浴や水換えが一番だと思います。骨の形成や皮膚病の予防はなんといっても日光浴です。人間でも日光浴はビタミンDを作り、ビタミンDは免疫力をあげることができます。日光浴は爬虫類にも免疫力をあげる効果があるかもしれません。自然下でも亀は日光浴してますよね。健康を維持するには大事なのかもしれません。



繁殖させるには

すっぽんの繁殖、まずはオスとメスの見分けかた:オスよりメスの方が大きく成長します。だいたいオス平均25㌢メス平均50㌢オスはしっぽが太くて、メスはしっぽが細いです。



繁殖を狙うなら、広いスペースが必要です。タマゴを産める位の、ちょっとした砂浜が必要です。それが用意できれば、6~7月にはタマゴを産みます。『およそ20~30個』9月の下旬から10月の上旬には生まれます。



スッポンは単独飼育がおすすめです。複数飼育は噛み付きあいをするので、特に大きな個体は注意が必要です。ケガをすると細菌によって病気になったりするので単独飼育にしましょう。小さい小亀のときは、複数でも構いません。



あとは、底砂を敷(し)いたりして隠れる場所を作ると落ち着くようです。すっぽんの飼育水は、すぐに汚れるので適度に水換えを行いましょう。タニシなどをいれると、残ったエサやフンを食べてくれるので、少しは役に立つと思います。



スッポンに噛まれた時は、無理に抵抗しないで水の中に、スッポンを入れましょう。たいていの場合は、話してくれますよ。もし噛み付いたまま放してくれないなら、口の中に棒などを入れてみましょう。嫌がるので放すと思います。噛んだら中々放さないスッポンですが、ほとんどの場合は水の中に入れば放します。いじめたり、スッポンから目を離さない様に注意して、掃除しましょう。



スッポンを入手するには10月頃にペットショップにいくと小さなスッポンが手に入ります。スッポンが生息している場所なら池や川に行けば採集できると思います。ただし鉄腕ダッシュでもやっていたように、地域によっては絶滅危惧が心配されているため採集が禁止の場所もあるかもしれないので、検索して調べてみてください。



新宿の池から見つかった、さびれた刀はどうなったんでしょうね?昔、江戸時代は武家屋敷だったと言っていたので、江戸時代の刀なんでしょうかね?


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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